西尾維新『新本格魔法少女りすか2』を読んだ

あれ、1巻のときはキズタカがむかついてしかたなかったのですが、今回は結構平気だった。っていうかキズタカあったまいいねぇ小学生なのに…と素直に感心。
普通に面白かったです。頭脳バトル系はもともと嫌いじゃなくって、最近だと『デスノート』とか『スパイラル』とかがそっちになるんでしょうけど(もしかしなくても『ハンター×ハンター』もかな?)、小説だとどんなのがあるのかな。
小説だともしかしてあんまり無いのかな、ミステリの形態として未開拓であるように思うのですが、こういうのは。サスペンスになるのか? 色々分かってないですね、自分。
モチーフが『魔法』で、西島大介さんがサイトで『りすか』について

J・K・ローリングへの、日本の子供からのアンサーソング

と書いていて、ああこれは確かになかなかその通りだな、と(それにしたってファウスト系だな!)。それにしてもこの巻はそうとうベタですねぇ。ベタ大好きだから楽しめたって面も結構ありますね。