読書

『群像』に中村文則さんの新作が!

タイトルは『最後の命』です。大興奮。買ってきました。もうちょっとしたら読みます! まだ単行本になってないヤツとまとまって単行本になってくれるといいな。

荻世いをら『公園』

文藝賞。 分かるよーな分かんないよーな小説でした。 文章は正直微妙。展開は確かになかなか面白い部分もある、し、既存の小説とは違う何かが『ありそう』なのも事実です。ハッタリかどうかは僕のレベルじゃ分かりません。 脱プロットね…。まぁ、こういうの…

佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」(『新潮』2006年12月号)

すごい。 小説を書く人には絶対読んで欲しい。

素晴らしい

http://www.shinchosha.co.jp/shincho/ ◆1000の小説とバックベアード(370枚)………………………………佐藤友哉 現代の“豊かな廃墟”の上に、 今、新しく美しい物語が誕生した。 あらゆる言葉・書物・小説家よ、 消滅せよ、循環せよ、復活せよ! 楽しみ。

とりあえず

講談社BOXは 舞城王太郎『SPEEDBOY!』 西尾維新『化物語(上)』 を買ってきました。 要するに、こうやって見た目を統一することによって、オタク特有の蒐集欲を煽ろうっていうそういう手段なんだろうなあ。太田克史、商売上手いな……。 想像してたよりはまあ…

いよいよ

明日は講談社BOXですね。最近の太田克史の暴走っぷりにはついていけませんが、舞城王太郎の『SPEEDBOY!』が出るので楽しみです。サイズは青年コミックスとかと一緒のB6。

読了本

中原昌也『名もなき孤児たちの墓』 平野啓一郎『高瀬川』 二冊の感想書ければそのうちにでも。

なんだなんだ来月の文庫は!

よく見たらもっと欲しいのあるし。 ⇒文春文庫 中村航『ぐるぐるまわるすべり台』 絲山秋子『イッツ・オンリー・トーク』 ⇒新潮文庫 サイモン・シン『フェルマーの最終定理』 ヘミングウェイ『武器よさらば』 これで16冊ですか。バカじゃん?(多分全部買いま…

追加。

⇒新潮文庫 森見登美彦『太陽の塔』 ⇒集英社文庫 乙一『ZOO(1・2)』 ここらへんも要チェックです。

来月の文庫

⇒講談社文庫 大江健三郎『河馬に噛まれる』 乾くるみ『匣の中』 京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末(上・中・下)』 これは買いでしょう。しかも確か上の二つは絶版だったはず。 嬉しいですね。『匣の中』はとりあえず買っておいて『匣の中の失楽』を読み終えるま…

さすがに

下品だ!とか興奮してる日記がいつまでも上にあるのは情けないので中途半端なエントリでお茶を濁します。 村上春樹訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』がペーパーバックになったみたいですね。 王道の野崎孝訳を読んでから読むほうが良いのかな。自分は春…

それにしても

ウンコだのペニスだの、今月の文芸誌は下品だなぁ!(喜びながら

今月の群像

今月の群像がすごい。 新人15人短篇競作(原稿用紙30枚) 「このたびはとんだことで」桜庭一樹・「水棲の音」佐藤智加・「石性感情」高橋英理・「血脈」田中慎弥・「花婿のハムラビ法典」津村記久子・「まわるもの」中山智幸・「崖のにおい」蜂飼耳・「夜を…

文藝 '06 夏号

特集:高橋源一郎 …… 【トリビュート短篇】青木淳悟――さようなら、またいつか 【特別掲載】高橋源一郎――民主主義中の暴力――高校時代の生徒会誌『鬼火』より …… 【文藝賞受賞第一作】羽田圭介 不思議の国のペニス 山崎ナオコーラ 浮世でランチ 【中篇】鹿島田…

復活されたようで。

http://d.hatena.ne.jp/papehiko/ 素直に嬉しいです。更新楽しみにしています。 書くのが、遅くなってしまいましたが、ええと、お互い頑張りましょう。 それにしても、時間がありませんね、という会話をしていらっしゃいますが、僕なんて後100枚は書かなきゃ…

今月の文芸誌

ぱらぱらと見てきたけれど、特に買うべきものはなし。 ただ群像の評論、 井口時男「暴力的な現在」 は自分が今書いている小説と重なるところが多々ありそうで、なかなか刺激的なものになるかもしれない。

太田克史氏異動。

言ってしまえば太田さんだってただの社員なワケですから、異動くらい当然ありえる話で、にも関わらず(つまり単なる社員にも関わらず)これだけ話題になるのはすごいよなぁと思いました。 心配なのはユヤタンがどうなるかです。太田さんみたいに熱心にプッシ…

2月読了本

17///『子猫が読む乱暴者日記』中原昌也 21///『十九歳の地図』中上健次 23///『声の網』星新一 24///『きまぐれロボット』星新一 25///『1980 アイコ 十六歳』堀田あけみ 25///『平成マシンガンズ』三並夏 26///『死の谷'95』青山真治 7冊。

青山真治『死の谷'95』。

読中は「なぁんかつっまんねぇなぁ、たる……期待してたんだけどなぁ」と思っていたのですが、最後の最後の怒涛のまとめで全てがびっくりするくらいに回収されました。やや都合が良すぎるきらいもありますが、しかしそれは物語の必然という偶然の上に全てが乗…

三並夏『平成マシンガンズ』。

なるほど、こりゃ確かに上手いわ。 死神のシーンがあることでありていに言えば『文学っぽく』なってるんじゃ無いですか。15歳ね…。15歳らしい作品なんじゃないかな。主人公の思考回路は若干幼いと思ったけど。 こういう作品を読むたびにいつも思うんだけど(…

テストが終わったので

今日から読書に入ります。とりあえず中原昌也『子猫が読む乱暴者日記』。

乙一×本谷有希子!

劇団、本谷有希子公式サイト(http://www.motoyayukiko.com/index.shtml)にて、新作演劇の告知が。 原案:乙一 脚本・演出:本谷有希子 劇団、本谷有希子(アウェー)第一回戦「イマジン(仮)」 だそうで。本谷さんの小説は良かったですよ(『江利子と絶対…

データについて

データはこちらです。『1980年以降生まれの作家リスト』 http://d.hatena.ne.jp/isolated/20060212/p2 トラックバックをいただきました。ありがとうございます。ちなみに僕は既読は9人です。意外に少ない。 しかし…どこまでこのデータに載せるべきなのか迷い…

データ作成中

1980年以降生まれの若手作家情報作成中。 http://d.hatena.ne.jp/isolated/20060212/p2 まだしばらく更新はできなそうです。とりあえず今日は講談社文庫発売日。 ファウスト作家陣は意外に70年代生まれ。 北山猛邦⇒1979年 乙一⇒1978年 滝本竜彦⇒1978年 浦賀…

1980年以降生まれの作家

1980:佐藤友哉『フリッカー式(第21回メフィスト賞)』 辻村深月『冷たい校舎の時は止まる(第31回メフィスト賞)』 1981:西尾維新『クビキリサイクル(第23回メフィスト賞)』 生田紗代『オアシス(第40回文藝賞)』 樋口直哉『さよなら アメリカ(第48回…

今月の文芸誌

7日です!ということで文芸誌発売日。 ⇒新潮 柳美里「JR高田馬場駅戸山口」 平野啓一郎「クロニクル」 鹿島田真希「ハネムーン」など。 『中上健次[未収録]対論集成』に対する中村文則さんのコラムも。 メンバー的には割と豪華だけど、とりあえず図書館で…

うわぁぁああー

『MORI LOG ACADEMY 1』も、デザイン案がいろいろ上がってきていて、そろそろゲラになる見込み。カバーイラストは羽海野氏にお願いしている。 森博嗣MORI LOG ACADEMYの文庫が出るんだけど、ネットで読んでるし、内容も知ってるし、まあまあだと思ってたから…

佐藤友哉「憂い男」「愛らしき目もと口は緑」「レディ」を読む。(ファウストvol.6 SIDE-A掲載)

「やめてくれよ。俺はあいつらみたいな死人じゃない。俺は生きてるんだから、生きたかたちで俺を使ってくれよ。君はどうして俺を一度殺すんだよ。もっと普通に、もっと当たり前に頼れば良いじゃないか……。どうしてそうしてくれないんだ。俺の力を認めてない…

あ!

ダ・ヴィンチ・コード文庫でるんだ。買おう買おう。

一月読了本

【2006/01】 05///『文明の憂鬱』平野啓一郎 09///『フラグメント』古処誠二 12///『レタス・フライ』森博嗣 13///『グレープフルーツ・ジュース』オノ・ヨーコ 14///『リトル・バイ・リトル』島本理生 16///『二〇〇二年のスロウ・ボート』古川日出男 16///…