太田克史氏異動。

言ってしまえば太田さんだってただの社員なワケですから、異動くらい当然ありえる話で、にも関わらず(つまり単なる社員にも関わらず)これだけ話題になるのはすごいよなぁと思いました。
心配なのはユヤタンがどうなるかです。太田さんみたいに熱心にプッシュしてくれる人が担当者じゃないと厳しいんじゃ…。最近は売れ始めているみたいですけど。まぁ新潮があるし大丈夫、かな。西尾さんと舞城さんは、大丈夫、でしょう。でもなー西尾さんは微妙な感じ。他の編集者さんと仕事ほとんどしたことないっぽいな(他社での仕事が極端に少ない)。作風も独特だからな。まぁ編集者でどうこうなるほど弱い作家じゃなさそうですけど。
ファウストは続投。でもなぁ、どうなるんだろう。今までのように文三の業務としてファウストを作っていた場合とちょっと色々違ってくるんじゃないかな。例えばファウスト賞の受賞者が出た場合、その人の担当は太田さんじゃなくなるってこと。これは意外にでかい。太田さんに才能を認めてもらえたとしても、その新しい編集員さんがゴーサインを出さなかった場合本は出して貰えないということに…。
あと最近加速気味だった講談社ノベルスライトノベル化はこれで歯止めがかかるかもしれませんね。辻村さんの『凍りのくじら』とかみたいにイラストの表紙は増えるかもしれませんけど(この辺の違いは説明しづらい)。
とりあえず何が言いたいかっていうと… 早く 色 シリーズ を。 『 灰色の ダイエット コカコーラ 』 を 読みたい。 また ごたごた するんです か。 まだ 出して くれないん です か。
滝本さんの『ECCO』は永遠に出なくなるかもなー。