絲山秋子『イッツ・オンリー・トーク』。

「何度来ても昨日生まれたような気がするんだ」
(「第七障害」)

「イッツ・オンリー・トーク」よりも「第七障害」のほうが良いと思いました。
ですが、うーん、「沖で待つ」にしろこの作品にしろ、うーん、うーん。
ただ、ノスタルジックな雰囲気はいいと思うんです。「第七障害」はその空気と作品の過程や結末が上手く結びついているのですが、「イッツ〜」はどうなんだろうなぁ。
『海の仙人』を読んでみます。