第二次ファウスト賞コメントを読んで

うわー辛口。
まず驚きなのは応募数が第一次より減っていること。雑誌の売り上げが増えてるのに。意外だった。第三次はどうなんだろう? 第三次の募集はvol.3(奈須きのこ参加号)だから、もしかしなくてもやっぱり多いんだろうか。多分一番売れた号だと思うし。
そいで気になったのはタイトル。『〜。』とか『〜、〜。』とか多いなオイ!
明らかに舞城王太郎の影響ですね。『みんな元気。』『好き好き大好き超愛してる。』みたいな。
後、英語タイトルもやったらめったら多い。ガッチリ決まってるタイトルっていうのは中身を読まないとなんともいえないけど…どうなんでしょう。オサレってやつか!ていうかタイトル基本的に長いの多いなぁ。
ファウスト作家ってタイトルセンスはすごくあると思うので、それくらい決まってるタイトルじゃないと厳しそう。佐藤友哉さんのタイトルセンスが大好きです。
で、講評。断腸の思いで待たされたわけですが(応募してないくせに!)、びっくりするほど辛口ですね。自分の第三次の原稿、絶対ぬるいっていわれそう。ダメだこりゃ。辛口なのは応募数を抑えるためなのかな…?
とりあえず傾向がラノベにシフトしているというのは分かった。
それにしても、やっぱり奈須さんの影響はでかいのね。僕は『空の境界』さっぱりダメだった人間なのです。(ファンの方すみません…)
奈須・西尾・舞城三氏の影響力が大きいんだろうな。文体で舞城の影響、心情描写で西尾の影響、人物造詣で奈須の影響といったところか。ファウスト世代の最大の課題はそっからいかに抜け出すかもしくは突き抜けるかなのかなぁ。多分実際全然影響受けてないとしても同一視される可能性もあるし…。
そんなこんなでとりあえず第四次用のタイトルを決定。