最後なのだから

http://d.hatena.ne.jp/chichicon/
さんが閉鎖なさるそうです。残念です。
ファウスト賞への熱意と愛情と、小説を書くことに対する真正直な言葉、小説家になりたいという痛切な願望が溢れ出ていて、それが自分にすごくダブっていました。
小説書くのってすごい辛いけどやっぱ楽しいみたいなことを人が言っているのを聞くと、一人きりでするしかない作業もちょっとはいいなと思えたものです。
小説を書くっていうのは、バカみたいに突発的なエネルギーと持続的な計画性が必要で、一人きりで書かなきゃなのに皆に理解して貰えることばかりを考えなきゃで、辛いことと向き合いながらどうにかそれを何かに昇華させなきゃいけなくて、主張と物語性が両立しなきゃクソになっちゃって、書きたい通りになんて全然書けないものなんですよ。でも自分に才能が無いんだなんて分かったとしたって才能が無いっていうそのことがまた書きたくなっちゃって、書き始めちゃったら逃げられない。